
サクセスフロー
サクセスフローは、ウェットパートにて抄造された高い水分を持つ湿紙を、バキュームの働きによって脱水し、適切な湿紙水分にする装置です。
ロールニップによる搾水と異なり、「つぶれ」「フクレ」「フェルトマーク」の心配がなく、バキュームの働きによる脱水はプレスパートにおける搾水を容易にする効果があります。
サクセスフローの導入は、最適な湿紙水分でシートをプレスパートへ送ることを可能にします。
特にフリーネスが低く、「つぶれ」「フクレ」が発生し易い原料による抄造品種には効果的です。真空風量を各ゾーン別に調節することが可能で、効率的な脱水が可能です。 |
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特長
■ 「つぶれ」「フクレ」の解消
■ 「フェルトマーク」の軽減
■ プレスパートの搾水促進
構造

サクションボックス
サクションボックスは複数室に別れており、部屋ごとに真空圧を設定できます。
プラスチックワイヤ
従来のゴムベルト方式ではベルトにかかる遠心力により高速抄造が困難でしたがプラスチックワイヤの採用でこの問題を解消し、同時に開口率の増加にもつながりました。また保管や取り扱いも格段に容易になりました。
セラミック製目板
目板にセラミックを使用することで安定したワイヤの走行が可能です。
目板とワイヤの間のシール水も不要です。
ガイド装置
ワイヤ走行は自動ガイド装置で安定運転が可能です。
用具関係
フェルトと目板は接することがないので、フェルトの摩耗を最小限に押さえることができます。
カンチレバーフレームを採用することによってワイヤの入れ替えが容易です。
脱水データ
当社パイロットマシンを使用した脱水データを紹介します。

パイロットマシンでの測定結果の例
プライマリープレスとの比較

上図はプライマリープレスをサクセスフローに改造した例です。サクセスフローはコンパクトに設計されているため、現在使用中のマシンにも最小限の改造で取り付けが可能です。
下表にプライマリープレスとサクセスフローの特性比較を示します。
| フクレ・つぶれ |
× |
◎ |
| シャドーマーク |
× |
○ |
| 層間接着強度 |
◎ |
○ |
| 湿紙の嵩 |
× |
○ |
| 水分プロファイル |
△ |
○ |
| 後段プレスの搾水 |
× |
○ |
| 操業上の管理 |
× |
○ |
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